働く時間が短くても、働くために使う一日は短くならないことがある。
支度、移動、昼食、緊張、帰宅後の疲れもある
仕事の時間が3時間でも、家を出る前の支度がある。遅れないようにする緊張がある。移動中の人の多さや音がある。職場に着いてから普通に見せるための力も使う。
昼食をどうするか、休憩時間にどこで過ごすか、トイレに行きやすいか。短時間勤務でも、その場にいるための不安は消えない。
帰宅後に動けなくなるなら、仕事の時間だけで負担を測れない。短時間なのに疲れる自分を、弱いとか甘いとか決めつけないでいたい。
1日3時間のA型と、週20時間の雇用は別物
A型で1日3時間ほど作業できているから、週20時間の雇用も大丈夫とは限らない。場所、責任、周りの目、休み方、相談のしやすさが違う。
同じ時間でも、支援員さんが近くにいる場所と、企業の中で働く場所では緊張の質が変わることがある。作業そのものより、分からないときに誰へ聞くかで疲れ方が変わる。
だから、今できている時間をそのまま次の職場へコピーするのは少し怖い。できていることを否定したいのではなく、条件が変わることを見落としたくない。
短時間勤務を希望する自分を責めすぎない
短時間勤務を希望すると、自分で自分に『もっと働ける人にならないと』と言ってしまうことがある。求人が増えるかもしれないと聞くほど、その焦りは強くなる。
でも、最初から長く働けるかどうかより、どの条件なら崩れにくいかを見る方が現実的な日もある。短い時間から考えることは、やる気がないことではない。
続かない形に飛び込むより、続く条件を探す。その方が、自分にも職場にも誠実な場合があると思う。
周りの励ましと自分のペースのあいだで揺れる話は、「そろそろ次に進みませんか」と言われた日のことにも書きました。
支援員に言うなら、続く条件を確認したい
支援員さんに言うなら、『働きたくないです』より、『短時間勤務でも、通勤や帰宅後の疲れを含めて続く条件を確認したいです』の方が近いかもしれない。
『週20時間が怖い』だけではなく、『何時間なら崩れにくいか、どんな職場なら相談しやすいか、休んだあとの戻り方を先に見たい』と分ける。
制度の細かい整理は、就労アトラスの短時間勤務と障害者雇用の整理へ任せます。ここでは、短時間という言葉の軽さに置いていかれないための、本音のメモを残します。
『次へ進む』より先に『今の場所を手放すこと』が重く感じる日は、短時間勤務に進みたいけど、今の通所を手放すのが怖いに近いと思います。
働き始めたあとの支援については、働き始めたら支援が終わる、と思うと怖いにもあります。