求人があることと、自分がそこで息をできることは、まだ別の話だ。

仕事内容だけでは見えないこと

求人票では、仕事内容、勤務時間、場所、給与は分かる。でも、働き続けるうえで気になるのは、それだけではない。

トイレに行きやすいか。昼食をどこで取るのか。会議や電話がどれくらいあるのか。休憩室は静かか。人の入れ替わりや雑談が多いか。欠勤後に戻るとき、責められる空気がないか。

そういうことは、求人票の文字だけでは見えにくい。でも、自分にとっては、その見えにくい部分が一番大きいことがある。

特に欠勤後の戻りやすさは、場所によって差が大きい部分です。休んだ日の扱いで、事業所との相性が見えるに書いた通り、その空気は外からは分かりにくいからこそ、見学や面談の確認項目に入れておきたい。

見学前に、怖い場面をメモしておく

求人を見る前や見学に行く前に、怖い場面をメモしておく。『通勤で崩れやすい』『トイレが遠いと不安』『急な電話対応があると固まる』『昼食を一緒に取る空気が苦手』。

それはわがままリストではない。続けるための確認リストだと思う。全部を叶えてもらうためではなく、自分がどこで崩れやすいかを見失わないために書く。

見学で全部聞けなくてもいい。まず自分の中で言葉にしておくだけで、求人票を見る目が少し変わる。

配慮あり、の中身を見たい

『合理的配慮あり』と書かれていても、その中身は職場によって違う。静かな席なのか、業務量の調整なのか、指示の出し方なのか、休憩の取り方なのか。

配慮を受けたいと言うことは、特別扱いを求めたいというより、続けるための条件を知りたいということに近い。

自分の困りごとから配慮事項を整理する方法は、就労アトラスの困りごとから配慮事項を伝える整理IBS・トイレ不安と職場配慮へ渡します。

合わないかもしれない、から始めてもいい

求人を見て、合わないかもしれないと思うことは、後ろ向きなだけではないと思う。自分の苦手な場面を知っているからこそ、慎重になる。

大事なのは、最初から完璧な職場を探すことではなく、どこを確認したいかを言葉にすることかもしれない。仕事内容、通勤、トイレ、昼食、会議、電話、欠勤後の戻り方。

求人が増えても、焦って決めなくていい。自分に合う場所かどうかは、数ではなく、具体的な場面の中で少しずつ見えてくる。

見学前のメモの作り方や、配慮をお願いする前の言葉づくりは、合理的配慮をお願いする前に、困りごとを言葉にするで整理しています。

家族への説明が難しいという話は、家族には通っていると分かっていて、何も伝わっていない気がするにもあります。

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