次を考えたいと言うことが、今の場所を否定する言葉に聞こえないか怖い。

今の居場所を否定しているように見える不安

A型で支えられてきた実感があるほど、次の話は言いづらくなる。相談できる人がいて、作業の流れがあって、体調が悪い日も知ってもらえている。

その場所から出たいと言うと、今までの支援を軽く見ているように聞こえないか不安になる。お世話になっているからこそ、言葉を選びすぎて黙ってしまう。

でも、次を考えることは、今の場所を否定することではないと思う。今の支援があったから、少しだけ先を見られる日が来た、という場合もある。

「いつか」のままだと、相談にならない

『いつか障害者雇用も考えたいです』だけだと、自分でも何を相談したいのか分からなくなる。相手も、今すぐなのか、ただの雑談なのか判断しにくいかもしれない。

だから、最初は小さく分けてもいい。求人を見る前に、どんな職場が合いそうか知りたい。短時間勤務の現実を聞きたい。今の作業で次につながる経験を増やしたい。見学だけできるなら見てみたい。

ここまで分けると、退所の話ではなく、準備の話に近づく。まだ決めていないまま相談してもいい形になる。

気持ちを小さな項目に分けて言葉にする作業は、合理的配慮をお願いする前に、困りごとを言葉にするの整理がそのまま使えます。

切り出すなら、否定ではなく確認にする

言うなら、『ここを辞めたいです』ではなく、『将来の選択肢として障害者雇用も知っておきたいです』くらいからでもいいと思う。

『今の作業が嫌です』ではなく、『次につながる作業や練習があるなら、少しずつ増やせるか相談したいです』と置き換える。『一般就労に行けますか』ではなく、『どんな条件なら現実的か一緒に整理したいです』でもいい。

強い宣言にしなくても、確認の形なら持っていきやすい。怖さがあるままでも、相談の入口は作れるかもしれない。

家族に反対される可能性についての話は、家族に反対されて、通うのが少し遠くなったにもあります。

制度の道順は、外に預けてもいい

障害者雇用へ進む道順、ハローワークや就業・生活支援センター、職場実習や見学の話は、制度として整理した方が分かりやすい。そこは就労アトラスのA型から障害者雇用へのロードマップへ渡します。

このサイトで扱いたいのは、その手前の言いづらさです。進みたい気持ちがあるのに、今の支援を失うのが怖い。支援員さんにどう見られるかが怖い。

その怖さは、前に進む資格がないという意味ではないと思う。むしろ、今の場所を大事にしてきたからこそ出てくる迷いなのかもしれません。

『支援を失う』感じそのものについては、働き始めたら支援が終わる、と思うと怖いに分けて書いています。

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